「クレジットカード生活をやめたいけど、中々やめられない…収入が少ないし支出が多い、何から手をつければいいの?」
私たち「札幌債務整理相談センター」にご相談いただく中でも、かなり多いお悩みです。
そこで今回は、クレジットカード生活をやめるポイントとメリット、注意点について多くの相談をいただいた「札幌債務整理相談センター」が解説させていただきます。
まずは記事内のことをお試しいただいて、それでも解決しなかった際の解決手段も記事内で紹介しておりますのでご覧ください。
クレジットカード生活をやめた後の3つのメリット
- お金の管理が楽になる
- 手持ち以上に出費が増えない
- 計画的な支出管理ができるようになる
メリット1.お金の管理が楽になる
クレジットカードは明細があるため一見管理しやすいように思えます。しかし、財布から目に見えてお金が減らない、支払が反映されるまでタイムラグがあるなど、実際に使ったお金を把握しにくい決済方法です。
メリット2.手持ち以上に出費が増えない
お金を物理的に管理するようになると、出費の上限がお財布や通帳に入っている額のみになります。クレジットカードでは「ついつい買いすぎて貯金を削ってしまう」こともありますが、現金だけで支払う場合は、足りなければ払えないためブレーキを踏みやすいことがメリットです。
メリット3.計画的な支出管理ができるようになる
お金を使う感覚を取り戻すと、計画的な支出管理ができるようになります。さらに家計簿をつけるとより管理でき、無駄な出費を抑えることができるためおすすめです。
具体的なポイントについては次の項目で解説します。
クレジットカード生活をやめるための3つのポイント
- 家計簿をつける
- 固定費を見直す
- 普段の買い物は現金を使う
それぞれ見ていきましょう。
ポイント1.家計簿をつける
最も大切なポイントは、家計簿をつけることです。面倒に感じるかと思いますが、収入と支出を可視化することで、「どこで使い過ぎているか」「どこが削れる支出か」を把握することができます。
リボ払いや借金などがある方にも有効な方法ですので、まずは収入と支出のバランスを見直すために家計簿をつけてみましょう。
ポイント2.固定費を見直す
- 電気会社を安い所にする
- ケータイのギガプランを下る
- 光回線の会社を安い所にする など
上記のように、金額の大きい固定費から見直す方法が有効です。1月5,000円変わるだけでも年間6万円の節約になります。
また最近では、サブスクリプションサービスも多く、あまり使っていないのに契約してしまっているものもあるかと思います。日常的に使っているサービスのみを残し、他は解約するように心がけましょう。
ポイント3.普段の買い物は現金を使う
普段の買い物に現金を使うことも有効な方法です。固定費など金額が大きく、月に一度の支払のものはクレジットカード払いでも管理がしやすいです。
しかし、食料品や趣味の品などはつい買い過ぎてしまうことも多く、明細の反映まで時間がかかるためお金の管理が難しくなります。
普段の買い物は現金を使うよう心がけましょう。
クレジットカードなどで生活費がなくなる原因
クレジットカードで生活費がなくなる原因は、多くの方に共通しているものがあります。
- なんでも全部クレジットカード払いにしている
- 現金がなくクレジットカードで支払うしかない
- リボ払い、分割払いに抵抗がない、利息を考えていない
原因1.支払いを全てクレジットカード払いにしている
「ポイントがつくから」と全ての支払いをクレジットカード払いにしている方は注意しましょう。家賃や光熱費など、毎月一度の支払いのものは管理しやすいですが、日常の買い物や趣味の支払いまでクレジットカードで行ってしまうと、管理が難しくなります。
明細を見てビックリ!とならないようカードと現金を使い分けることが大切です。
原因2.現金がなくクレジットカードで支払うしかない
手持ちの現金が無いにも関わらず、クレジットカード払いをしている人は要注意です。「給料が入り、全てクレジットカード払いに消えている」という場合は、一旦支出を見直しましょう。
現金が無い状態でクレジットカード払いを続けると、不測の事態があった際に借金をして返済といったことになりかねません。
原因3.リボ払いや分割払いに抵抗がなく、利息を把握していない
リボ払いや分割払いの利息(手数料)は恐ろしい金利です。特にリボ払いの金利は「15%/年」が相場であり、例えば200万円借りた場合の返済額は以下のようになります。
【一例:200万円のリボ払いを年金利15%で返済する場合】
任意整理前 | |
---|---|
返済月額 | 4万円 |
返済回数・期間 | 79回(6年7ヶ月) |
支払総額 | 約316万円 |
利息総額(年15%として計算) | 約116万円 |
金利だけで100万円を超えているのです。もちろん、借入額が増えるほど金利も膨らみます。リボ払い、分割払いを使用しているなら今すぐ利用をやめて、まずは払い切りましょう。
返済の見通しが立たない場合の解決策:債務整理を検討する
収入と支出を見直しても、返済の見通しが立たない場合は債務整理の検討をおすすめします。
債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」といった種類があり、借金の返済を現実的なものにするための措置です。
【任意整理】
利息と残高をカットし、支払い額と期限を現実的なものに調整する
【個人再生】
元金をカットし、支払い額と期限を現実的なものに調整する
【自己破産】
財産を全て失うかわりに借金を0にし、再スタートを図る
債務整理について詳しくは以下のページで解説しておりますので、お困りの方はぜひ一度ご覧ください。
まとめ
今回はクレジットカード生活をやめるための方法について解説させていただきました。最後にポイントを振り返りましょう。
- お金の管理が楽になる
- 手持ち以上に出費が増えない
- 計画的な支出管理ができるようになる
- 家計簿をつける
- 固定費を見直す
- 普段の買い物は現金を使う
- なんでも全部クレジットカード払いにしている
- 現金がなくクレジットカードで支払うしかない
- リボ払い、分割払いに抵抗がない、利息を考えていない
今回紹介した方法を試しても解決できそうにない、分割払いやリボ払いの手数料が多く返済の目処が立たないなど、クレジットカード生活でお悩みの方は、「札幌債務整理相談センター」の無料相談をご利用ください。
あなたの現状を踏まえて、共に状況を整理し現実的な返済方法を考えていきましょう。
電話(無料ダイヤル):0120-050-316