「多重債務って実際よくわかってないけど、何が原因でなるんだろう?」
そのような疑問をお持ちの方向けに、今回は多重債務について解説させていただきます。
また、言葉の意味だけでなく、「札幌債務整理相談センター」がいただいた相談の中から、陥りがちな原因も具体的に紹介させていただきます。
あなたが多重債務で苦しまないよう情報をお伝えしますので、お役立ていただけると幸いです。
それでは、早速見ていきましょう。
多重債務とは、複数から借入をしており返済困難な状況のこと
多重債務とは、複数の借入先から借金をしており、返済が困難な状況を言います。借入先には「ローン」「キャッシング」「クレジットカードの借入れ」などがあります。
多重債務は、返済期限を守れなくなったり、利息が増加してしまったりすることで、返済が困難になるケースが多いです。そのため、多重債務は一度に解決することが難しくなります。
多重債務に陥る5つの原因
多重債務に陥る原因は大きく5つ考えられます。
- 生活費の不足
- 収入が不安定である
- 無計画な買い物や消費が多い
- リボ払いで気付いたら元金が膨らんでいた
- 不測の事態
それぞれ見ていきましょう。
1. 生活費の不足
多重債務に陥る方に多いケースが、生活費が不足して、補填するために借入をした、というケースです。そしてその借金を返済するために別の所から借りて…と、どんどん泥沼化していきます。
2. 収入が不安定である
収入が不安定なことも多重債務に陥る原因の一つです。返せる予定で借りていたけれど、急に仕事が飛んで返済が困難になった、もっと仕事を受けられる筈だったのに先方の都合で少ししか仕事をもらえなかったなどは、フリーランスの方が特に陥りやすい状況です。
3. 無計画な買い物や消費が多い
無計画な買い物や消費も、多重債務に陥る原因の一つです。いわゆる「爆買い」や「衝動買い」をしてしまう方に多く、収入と支出のバランスが取れなくなり借金をしてしまうというケースが多いです。
4. リボ払いで気付いたら元金が膨らんでいた
先ほどの買い物と結びつきますが、リボ払いも多重債務の原因となります。リボ払いは、毎月の分割払いが一定になります。一見すると安定した支払いができるように感じますが、実際は手数料が取られ、返済が長期になることも。
利用金額が多くなると、毎月20,000円払っている中の13,000円が手数料で、元金が7,000円しか減っていなかったということもあります。
5. 不測の事態
不測の事態で借入をしてしまうこともあります。例えば、毎月の生活費がカツカツの状態で、入院や冠婚葬祭などで思わぬ出費をしてしまったことが原因で借入、返済できず他から借りて生活費を補填、と多重債務に陥る場合があります。
あなたがもし借金をしているのであれば、多重債務に陥らないために、以下のことが重要です。
- 現在の借金額を把握する
- 借金する先を一社にまとめる
- 生活費など大きい固定費を見直す
- 返済計画を明確にする
- 債務整理について知っておく
それでも多重債務に陥ってしまった場合の解決策も見ていきましょう。
多重債務からの解決は債務整理がベスト
多重債務に陥ってしまった場合、一人で返済することは非常に難しくなります。まずは現実的な返済が可能かどうかを考え、難しいようであればプロに相談しましょう。
解決策の一つとして、「債務整理」があります。
債務整理の一例 | メリット | デメリット |
---|---|---|
任意整理 | 毎月の返済額を調整できる | 元金は減らない |
自己破産 | 借金を0にできる | 一定の財産を手放す必要がある |
個人再生 | 借金を減額できる可能性がある | 手続きが複雑で費用が高い |
債務整理について詳しくは以下のページで解説しておりますので、あわせてご覧ください。
借金問題のご案内まとめ
今回は多重債務について解説させていただきました。最後にポイントを振り返りましょう。
- 多重債務とは、複数から借入をしており返済困難な状況のこと
- 多重債務からの解決は債務整理がベスト
- 生活費の不足
- 収入が不安定である
- 無計画な買い物や消費が多い
- リボ払いで気付いたら元金が膨らんでいた
- 不測の事態
「札幌債務整理相談センター」では債務整理の無料相談も実施しています。現在の借金の状況を整理したい、返済が困難なため債務整理で何とかしたいなど、借金に関するお悩みをお気軽にご相談ください。
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