奨学金を1種・2種併用で借りたAさん。
就職したら問題なく奨学金を返していけると考えていましたが、家賃などの固定費や急な出費がかさんだことで、毎月の返済が難しくなってしまいます。
最初はクレジットカードのキャッシング、その支払いに銀行のカードローン、足りなくなって消費者金融からの借入と次々に借金を重ねたAさんは、1日中借金のことで頭がいっぱい。
生活も苦しく、借金のことで仕事にも集中できなくなったAさんは、友人の勧めもあり、債務整理を行うことを決意します。
大学で学ぶために借りた奨学金は、想定以上に負担が重く…
Aさんは、法学部で学ぶために奨学金制度を利用しました。
奨学金には成績などの条件が厳しい1種と比較的条件がゆるい2種があり、審査を通れば併用することも可能です。1種には利息がありませんが、2種には卒業と同時に利息が発生します。
また、1種と2種は月々の貸与額・支払い回数が異なるという特徴があります。
1種には利息が付かないとは言え、1種と2種を併用すれば卒業後における毎月の返済額が高くなり、生活が困難になる可能性も考えなければいけません。
Aさんは、この奨学金を1種・2種併用で借りていました。奨学金の総額は700万円程度。金額は大きいものの、卒業後にきちんと働けば給料の中から返済していくことは十分可能だと判断したのです。
しかし、家賃や光熱費、通信費といった固定費が思いのほか高くつくことに加え、時には急な出費もあり、Aさんの想定以上に生活は苦しいものでした。
月々の奨学金の返済が難しくなってしまったAさんは、クレジットカードのキャッシングや銀行のカードローン、消費者金融から次々に借金をすることになってしまいます。
借入先は合計で7件、奨学金と合わせた借金総額は850万円ほどに膨れ上がりました。
法学部出身だからこその「専門家を頼る」という決断!
借入が消費者金融だけで4件となった頃、Aさんは月々の返済がままならなくなっていることを自覚しました。常に返済に追われ、借金のことばかり考えてしまうため、仕事にも集中できません。
また、借金の保証人になってくれたお父様のところへも、催促の連絡が来るようになってしまいました。
友人の勧めもあって、ネットで債務整理について調べたAさんは、司法書士などの専門家へ依頼することを決めました。
債務整理の手続きに必要な資料を自分の力で揃えることは難しく、知識も不足していると感じたからです。
Aさんは法学部だったこともあり、専門家を頼るべきタイミングを見誤ることはありませんでした。
債務整理は社会で生きていくために得られるチャンス
司法書士へ相談したAさんは、結果として自己破産を選択します。
手続き開始から1年程度で、自己破産が認められました。
取り立てがなくなったため、Aさんは仕事に集中できるようになったそうです。
自己破産後にAさんは転職しましたが、転職活動にあたってはさほど影響はありませんでした。
しかし、自己破産のデメリットとして、当然新たに借入を行うことはできません。
Aさんは、「もう一度、社会で生きていくうえでのチャンスを頂いた」と感じています。
同時に、「現金主義での生活を強いられるため、債務整理前よりも月々の生活費の管理について一層考えなければいけなくなった」と気持ちを引き締めています。
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