■手続のメリット
1.手続きまでの時間が短く、売却価格が高い
競売手続きで売却するより手続きに要する時間が短く、売却価格が高くなることがあるため、債権者側にもメリットがあり、協力も得やすい。
2.相手との交渉が可能
交渉が可能なので、引越し日など細かい相談が可能な場合がある。
3.破産手続きへのスピードが早い
競売手続きより早く売却ができるので、破産手続きに早く入れる 。
■手続のデメリット
1.期限が設定されている
競売の取下げが任意にできる「買受申出人決定日」までに話がまとまらなければならない。(実際には、それまでに登記等の手続きを行うことになる)
2.利害関係人の意見がまとまらなくてはならない
交渉によるため、債権者・その他所有者・利害関係人・買主全員の意見がまとまることが必要である。