「借金が膨らみ始めて、滞納してしまった…任意整理を勧められたけど、人生が終わりそう…もうダメなのかな…」
このような悩みをお持ちの方向けにこの記事を書かせていただきました。
一般的なイメージとして、任意整理を初めとした債務整理には非常にマイナスのイメージがつきがちです。しかし、現実はそれほど被害の大きなものでなく、現実的に返済できる処置なのです。
そこで今回は、債務整理のプロである「札幌債務整理相談センター」が、任意整理をするとどのように生活に影響するかについて解説させていただきます。
任意整理をしなかった場合の未来についても触れていますので、参考にしていただけると幸いです。
任意整理をすると人生終わりなのか
結論からお伝えすると、任意整理をしても人生は終わりません。任意整理は、借りている借金を現実的な期間で返済できるよう整えることです。
よく「任意整理をすると事故歴がついてその後の生活が苦しくなる…」という話も耳にします。確かに信用情報に事故歴はつきますが、任意整理の場合約5年で無くなり、任意整理前の生活に戻ります。
信用情報に事故歴がついてできなくなること
また、信用情報に事故歴がついてできなくなることは以下の通りです。
- クレジットカードの利用・作成・更新ができなくなる
- 新たな借金・ローンが組めなくなる
- 第三者の保証人になれなくなる
など
一番生活に関わってくる部分はクレジットカードですが、現在は決済方法が多数あります。事故歴に関係なく使える電子決済も多く、銀行振込などは問題なく行えるため、少し不便になるだけです。
少し不便になっても、任意整理をするメリットがあります。次の項目で具体的な金額と共に見ていきましょう。
任意整理をするメリット:将来利息のカットにより返済額が減る可能性がある
【一例:200万円のリボ払いを年金利15%で返済する場合】
任意整理前 | 任意整理後 | 差額 | |
---|---|---|---|
返済月額 | 4万円 | 3.5万円 | -5,000円 |
返済回数・期間 | 79回(6年7ヶ月) | 58回(4年10ヶ月) | -1年9ヶ月 |
支払総額 | 約316万円 | 200万円 | -100万円 |
利息総額(年15%として計算) | 約116万円 | 0 | 約-116万円 |
このように、任意整理をすると支払総額が100万円以上カットされる場合があります。将来利息カットにより月々の返済額を下げながら、返済期間を短くするといったことが可能に。
その他にも、任意整理をするメリットは3つあります。
- 揃える資料が比較的少なく、作業負担が軽い
- 督促をはじめとする債権者とのやり取りを行う必要がない
- 一部の会社を除外できるため、車や家を持ち続けられる
任意整理をしない場合のデメリットについても触れておきましょう。
任意整理をしない場合のデメリット:個人再生や自己破産に繋がる
現実的ではない金額を払い続けていると、徐々に滞納が出て遅延損害金が上乗せされる、催促の手紙や電話が増えることで精神的負担が増えるといったデメリットがあります。
首が回らなくなってから任意整理をしようとしても、現実的な返済金額にならず、より事故歴の長い「個人再生」や「自己破産」制度を利用せざるを得ない方も多くいらっしゃいます。
まだ借金が現実的に返済できる今だからこそ、任意整理を行うことをおすすめします。
まとめ
今回は任意整理をすることによって生活にどう影響が出るかについて解説させていただきました。最後にポイントを振り返りましょう。
- 任意整理をしても、5年で元の生活に戻れる
- 信用情報に事故歴がついても「クレジットカードが使えなくなる」「借金・ローンが組めなくなる」「保証人になれない」だけ
- 任意整理をすると利息のカットにより返済額が減る可能性がある
- 任意整理をしないと、個人再生や自己破産に繋がり事故歴が長くなる
もし任意整理をするか迷っている方は、「札幌債務整理相談センター」の無料相談をご利用ください。あなたの状況に合わせて、どれくらいの将来利息がカットされるか、具体的に必要な資料はどういったものかを説明させていただきます。
また、借金についてのお悩みや返済方法のご相談も大歓迎です。まずはお申し込みの上、無料相談をご利用ください。
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