息子の借金に対する親の対応はどうすればいい？具体的な方法をプロが解説！

「息子に借金があることがわかった…親として心配だけれど、何から対応していけば良いかわからない」

このようなご相談はよく受けます。そこで今回は、債務整理のプロである「札幌債務整理相談センター」が、息子さんに借金があった場合、どのように対応していくのがベストか解説させていただきます。

借金に関しては、計画を立てずに行動するのは非常に危険なので、まずは知識を一緒に学んでいきましょう。

息子の借金があった場合の親の対応方法

息子さんに借金があった場合、まずは慌てずしっかりと話を聴くことが大切です。現状が不明確なまま行動してしまうと、状況を悪化させる原因になりかねません。

ここでは、前提知識と最初に行いたい対応を紹介します。

保証人等になっていない場合、親子だからといって法律上、返済義務が生じることはありません。

借金は借りた本人と保証人にのみ返済義務があり、基本的に個人の問題として考えられています。

しかしながら、親として心配する気持ちはあると思います。そこで、まずは息子さんの話を親身に聴くところから始めましょう。

まず重要となるのは、息子さんのケアです。借金の額が多いのには理由があることがほとんどです。

例えば、仕事で行き詰まってついギャンブルに手を出してしまった。恋愛が上手くいかずにストレス発散で収入に見合わない買い物をしてしまったなど。

息子さんの生活や仕事のこと、悩みを親身に聴くことで心のケアに繋がります。それだけでなく、原因を明確にすることで借金返済のための糸口となることも。まずは、息子さんの話を親身に聴きましょう。

では、話を聴いた後はどのような行動をすれば良いのでしょうか？次の項目でステップ別に紹介します。

では次に、具体的にどのような対応をしていけば、現実的に返済をしていけるかを見ていきましょう。

息子さんのケア以外に最も大切なことは、現状把握です。

何社からどれくらいの借入があり、利子がどれくらいなのか、現在の返済状況はどうなっているのかを洗い出すことから始まります。

息子さんの現在の収入を確認することも重要です。具体的な収入がわかれば、支出とのバランスを取ったり、現実的な返済計画を立てられるようになります。

現在の状況を把握できたら、具体的な返済計画を立てていきます。

月々の返済が現実的な額で可能であれば、ご家族で話し合いの元、返済していきましょう。

もし借金の額が多く返済が実現的ではない、利子の方が高くついて払い続けても元金が減らないなどの問題があるようでしたら「債務整理」も有効な方法の一つです。

詳しくは次の項目で解説します。

返済が困難な場合は債務整理を検討することをオススメします。費用はかかってしまいますが、借金を放置して利子が膨らみ続け「自己破産」に繋がるより息子さんの負担が少なくすみます。

債務整理には大きく3種類「任意整理」「個人再生」「自己破産」があります。詳しくは以下のページで解説しておりますので、あわせてご覧ください。

経済的に余裕があるのであれば、息子さんのために借金を立て替えるのも一つの手です。しかし、注意点もあります。

一つは、そもそも立て替えて返済することが息子さんのためになるかという点。借金の返済は目の前の問題解決に過ぎず、根本的な原因となる問題の解決には至っていません。

もう一つは、借金を肩代わりすることでご自分の生活が苦しくならないかという点です。よく聞くケースでは、息子の借金のために生命保険を解約して、解約返戻金で肩代わりする。今の仕事を辞めて得た退職金で肩代わりするなど。

つい目の前の問題を解決することに意識が向きがちですが、借金の額が大きければ大きいほど、将来のことを考え長い目で見て計画を立てていくことが重要です。

もし借金を立て替える場合でも、根本となる原因を取り除くこと、今後は借金をしないことを約束することに注意して行いましょう。

今回は息子さんの借金があった場合、親としてどう対応していくかについてお話しさせていただきました。今回のポイントは以下の通りです。

最後になりますが、弊社では債務整理の無料相談をおこなっております。息子さんに借金がありお困りのようでしたら、ご相談ください。一緒に現実的な返済計画を考えていきましょう。

電話・お問い合わせフォームだけでなく、LINEでのお問い合わせも可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

電話（無料ダイヤル）：0120-050-316