「クレジットカードの支払いが滞るとブラックリストに載ってしまう」「ブラックリストに載るとローンを組めなくなる」

このような話を、おそらくみなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。これから家や車を買おうとしている人は、自分がブラックリストに載っているかどうか気になってしまいますよね。

家族や恋人の前で「審査が通らない」と言われてしまったら、恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。

そこで本記事では、「ブラックリストから個人情報を消す方法はないの？」とお困りの方のために、信用回復をする方法について取り上げていきます。

そもそもブラックリストとは？本当にあるの？

結論からいいますと、ブラックリストなるものは確かに存在します。しかし「ブラックリスト」という言葉は、一般的によく使われますが、実は正式名称ではありません。

これはあくまでも俗称で、本来は「信用情報機関に登録された事故情報」と呼びます。もう少し短くして「金融事故情報」とも。

事故情報とは、クレジットカードや借り入れたお金の返済が遅れてしまうこと。2ヵ月以上の延滞をしてしまうと登録されてしまうといわれていますので、支払いの遅延にはくれぐれも注意しましょう。

ちなみに自分の事故情報が信用情報機関に登録されているか知りたい方は、「本人開示制度」を利用して確認することが可能です。

ブラックリストから自分の情報を消すのは難しい？

それでは、もしも実際に自分の事故情報が登録されていたら、一体どうすれば……？

「ブラックリストに載っているせいでローンが組めないかもしれない」と不安を抱いている方もいらっしゃることでしょう。

残念ながら、事故情報を任意で消すことはできません。一般的には、信用情報機関に事故情報が登録されると、支払いの延滞を解消してから約5年後に情報が消されるといわれています。

しかしその一方、特殊なケースにのみ有効ではありますが、司法書士や弁護士に相談することで事故情報を抹消できる可能性があります。それが、「時効援用」という方法です。

「借金の時効援用」でブラックリストを消すことできる

実は借金には時効が存在します。過去の借金のうち、5年ほど放置しているものがあれば、時効を主張してそれをゼロにすることができるのです。これを借金の時効援用といいます。

「債権者が返済をめぐって裁判を起こしていない」「過去に借金があることを認めていない」といった諸条件が前提ですが、うまくいけば、過去の借金をゼロにして、その借金に関する事故情報をすべて消すこともできます。

特殊なケースですが、もしも過去に延滞したまま放置している借金があるなら、司法書士や弁護士に相談して時効援用の可能性を探ってみる価値はあると思います。

借金の時効援用を司法書士に相談するメリット

もともと司法書士は書類作成や登記のプロですが、法務大臣に認められた「法定司法書士」であれば、弁護士と同じく借金に関する依頼を引き受けることができます。

司法書士は、140万円以上の借金がある案件に対応することはできませんが、弁護士に時効援用を依頼するよりも比較的安い費用で済むというメリットがあります。

「予算に余裕がない」「相談料を安く済ませたい」「過去の借金は140万円以下」という方は、司法書士に相談するメリットが十分にあるといえるでしょう。

事故情報を消して信用回復できれば、それに越したことはありません。ほんのわずかでも心当たりがあるのなら、ぜひ一度、時効援用を試してみてはいかがでしょうか。

まとめ：ブラックリストを消すなら札幌債務整理センターの司法書士におまかせください

今回は、ブラックリストに載ってしまったとき、どうすれば信用回復できるのかなどについて取り上げました。

北海道札幌市の大通りにある札幌債務整理相談センターは、借金問題をスピーディーに解決する司法書士のプロ集団。おかげさまで多くのお客様に「相談してよかった」「もっと早く相談したかった」という嬉しいお声をいただいております。

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